ボデガス アルト モンカヨ|House of Otium

ボデガス アルト モンカヨ

ボデガス アルト モンカヨ

ロバート・パーカーから幾度となく100点を獲得している、オーストラリアワイン界の偉大な天才醸造家クリス・リングランドが、ホルフェ・オルドネスらスペインのカリスマ醸造家たちと共同で立ち上げた、まさに夢のようなジョイント・ベンチャーです。ここまでの高評価を受けているワインは類を見ないことから幻のワインと称され、今や全世界の赤ワイン愛好家達から最も飲んでみたいワインに選ばれるほどの実力の持ち主がアルト・モンカヨです。 パーカーポイント100点を4回もとったシラーズの専門家が、スペインで目をつけたのがガルナッチャ(グルナッシュ)。シラーズとの親和性が高く、醸造もぶれがありません。スペイン、ナバーラ地区の隣、あまり聞きなれないカンポ・デ・ボルハという地区でワインが造られています。ガルナッチャが育つ秀逸なテロワールをスペイン中隈なく探して辿り着いたのが、最も若い木で40年以上のガルナッチャが育つカンポ・デ・ボルハの地でした。 カンポ・デ・ボルハは、「ガルナッチャ王国」の異名を取る程のガルナッチャの銘醸地で、栽培面積の実に 70%近くをガルナッチャが占め、正にアラゴン産のガルナッチャの真髄を感じられる素晴らしいワインを見つけることが出来ます。畑は62haあり、1910年から1967年に植樹された古樹のガルナッチャからワインが造られています。 土壌は、小石が多く、やや丸みを帯びた石灰岩や泥炭土、白雲石、珪岩、粘板岩などが混合しています。表層部は水はけがよく、下層土は地中深くまで粘土質で、極めて乾燥した気候の下でも十分な水分を地中に蓄えることが出来ます。 気候は大陸性気候で、夏は地中海性気候の影響を受けて暑く、冬は北東の大西洋側から冷たく乾燥した風が吹き付けます。高地のため夏は夜間が涼しく、昼間は暑くなるため、ブドウの熟成に理想的な環境が整います。年間を通して雨が少なく乾燥しているため、病害に見舞われる心配も殆どありません。 カンポ・デ・ボルハは現在はまだ比較的マイナーな産地ですが、この地特有のテロワールとなる冷涼気候のおかげもあって、近年は高品質なワインが増加し注目度が急上昇しています。
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