デコイ
デコイ
ナパ・ヴァレーのメルローを世に知らしめたダックホーンが、毎日飲めるワインとして価格とクオリティーのバランスを考えてスタートしたセカンドブランドとして、1990年に設立されました。現在、デコイは確立した一つのブランドとして、ソノマ・カウンティと特定のヴィンテージのナパ・ヴァレーの様々な葡萄から、数多くのワインを生産しています。 デコイは、ボルドースタイルの赤ワインブレンドという単一のワインとして誕生しましたが、その成功はそれまでダックホーンが得意としていたナパ・ヴァレーのメルローではなく、主にソノマ・カウンティに焦点を当てた全く新しいブランドへと発展を遂げました。 現在もデコイはレッドブレンドが主力ワインですが、単一品種のカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ジンファンデル、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネを扱うワイナリーに成長しています。 2012年と2013年、デコイは初の自社畑であるリッジライン・ヴィンヤードとブラウネル・ヴィンヤードをアレクサンダー・ヴァレーAVAに取得しました。 リッジラインはオーク・マウンテンの斜面の高台にあり、ボルドー品種を栽培しています。ブラウネルは谷底にあり、保温性の高い砂利質の土壌で、完熟した力強いカベルネ・ソーヴィニヨンを栽培しています。ワインは土地の特徴と生産者が愛情を込めて育てたブドウの組み合わせて造られているのです。