エラスリス|House of Otium

エラスリス

エラスリス

1870年創業、150年以上の歴史を誇る名門、ヴィーニャ・エラスリスは、世界で最も優れたカベルネを生み出すと言われるカベルネの聖地、アコンカグア・ヴァレーをほぼ独占所有しています。「テロワールを尊重し、自社畑のブドウから、洗練されたエレガントなワインを生む」という、創業者ドン・マキシミアーノ・エラスリスの哲学を継承し続けています。 1980年代後半から、世界的にチリワインに対する需要が高まるにつれ、大手ワイナリーが大量生産による安価なワインの輸出増を図る中、エラスリスはチリのどのワイナリーにも先駆け、「ミシュランの星に認められる高品質ワイン」を造り続けてきました。 創業者であるドン・マキシミアーノは、チリで最も優れたテロワールを探し求めました。多くのワイナリーが、サンティアゴ付近に畑を拓く中、エラスリスが選んだのはサンティアゴの北約100km、ブドウ栽培に最も適したテロワールを持つアコンカグアでした。当時、アコンカグアは交通の便も悪く、荒れ果てた岩だらけの土地で、多くのワイナリーがエラスリスを「クレイジー」と呼んだそうですが、それでもこの地にこだわったのは、主要産地で唯一、海岸山脈(コースタル・レンジ)で冷たい海と隔てられておらず、朝晩に冷涼な気候を持つ秀逸なテロワールを見抜いたためです。 その結果、2004年開催の世界中のトップ・プロが集うブラインド試飲会で、ボルドーの5大シャトー「ラフィット」「マルゴー」など著名ワインを抜き見事1位に輝きました。その後も、ボルドーの1級シャトーの他、アメリカの著名な「オーパス・ワン」、イタリアのスーパー・タスカン「サッシカイヤ」に勝利し、これまで安価なイメージが主流であったチリのワインが世界最高峰の座を射止め、世界を驚愕させました。
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