ダイアモンド クリーク
ダイアモンド ・クリーク
1968 年創業のダイアモンド・クリークは、1968年に医薬品卸売業で50代にして成功を収めた創業者のアル・ブラウンシュタイン氏によって、カリフォルニアで初めてカベルネ・ソーヴィニヨン単一栽培のワイナリーとして設立されました。名前の由来は敷地内を流れる小川の中でキラキラと輝く水晶を見つけた事からダイアモンド・クリークと命名したそうです。 アル・ブラウンシュタイン氏は、当時のナパ・ヴァレーのトレンドの10年先を行き、他者に先駆けてミクロクリマの個性に着目したカルト的なカベルネ・ソーヴィニヨンを生み出しました。毎年高価格ながらもすぐに売り切れとなってしまうワインの中でも群を抜く人気は、ダイアモンド・クリークの歴史的価値と品質の高さを証明しています。ミクロクリマの生み出すテロワールの違いを同一の品種で表現することに拘り続けたのです。 大量生産をせず品質に拘り抜いたアル・ブラウンシュタイン氏は、1972年に最初のワインをリリース。僅か65ケースで1982年までは利益が上がりませんでした。 銀行はダイアモンド・クリークの収益を上げさせる為にシャルドネやジンファンデルのような他のブドウ品種をポートフォリオに加えるよう圧力を掛けましたが、アル・ブラウンシュタイン氏はカベルネ・ソーヴィニョン1本に固執するビジネスプランを決して変えようとはしませんでした。この強い拘りこそが世界中の業界人や消費者からの賞賛をもたらし、今日のダイアモンド・クリークの名声を築いたのです。 「ダイアモンド・クリークは、カリフォルニアのカベルネ生産者トップ5 に入るだろう。カリフォルニアワインが見せる個性豊かな魅力は、ダイアモンド・クリーク抜きでは語れない。」と、ワイン・スペクテーター誌のジェームス・ローブ氏も絶賛しています。