シングルモルト
シングルモルトって?
シングルモルトの「シングル」は、ウイスキーが単一の蒸溜所で生産されたことを意味する。したがって、シングルモルトにはさまざまな樽のウイスキーが含まれることがあるが、そのすべてが単一の蒸溜所で製造されたものでなければならない。
シングルモルト」の「モルト」とは、ウイスキーの原料となる穀物の種類を指す「モルト」とは「麦芽をほとんど使わない」という意味で、シングルモルトでは製造時に使用するのは麦芽と水だけである。麦芽は、大麦を水(通常は大型ドラム缶)に浸し、穀物が発芽し始めるまで熟成させて作られる。発芽から数日後、麦芽を乾燥させ(泥炭を使うこともある)、発芽プロセスを止める。そこから蒸留が始まり、「シングルモルトウイスキー」が完成する。
シングルモルトウイスキーは、スモーキーでピート香が強い、または甘くスパイシー、樽香が強くウッディと言われている。山崎、ザ・マッカラン、ザ・グレンリベット、ラガヴーリンなどが代表的なシングルモルトである。