ビービー・グラーツ
ビービー・グラーツ
2000年にイタリアで衝撃的なデビューした赤ワインが「テスタマッタ」造り手は無名の若者ビービー・グラーツでした。ワイン名の意味は「クレイジー」それも良い意味での頭のおかしい人の意味です。本人は「自分の信念を曲げずに突き進む人」で命名。 抽象的で印象的な不思議なラベルも本業は画家の彼自身がデザインしたもの。この世にまだない価値観を持つワイン生み出す為。もちろん、ワインにもこのポリシーは貫かれています。本来、葡萄の醗酵はステンレスやセメントのタンクや発酵用のタンクを使いますが、「テスタマッタ」は熟成用のバリック(225Lの小樽)だけを使用。これだけでも異例なのに、蓋を開けて開放発酵。今でこそ、オレンジワインがブームになり、ボルドーでも行われる製法ですが、2000年頃は誰も思い付かない一風変わった方法。品種はトスカーナ州を中心とする中部イタリアを代表とするサンジョヴェーゼを100%使用。葡萄畑はイタリアのワイン法上位クラスのDOCGキアンティ・クラッシコを名乗れる丘の上にありますが、規定でサンジョヴェーゼにカナイオーロ・ネーロをブレンドしなくてはいけない為、格下のIGTに。野生酵母で発酵。続けてマロラクテイック発酵も熟成もバリックでやる破天荒さ。これは実は計算づく。強い樽香を抑え、葡萄本来のみずみずしさや味わいが引き出されています。こうして初めて造った「テスタマッタ」はヴィネクスポ2003で30000本の中から最優秀赤ワインに選出。ロバートパーカーを始めとする世界中の評論家に絶賛されました。2004年にはイタリア・ソムリエ協会が選ぶ「ベスト・プロデューサー」の最終選考の3人にも選ばれました。ここに今に続くトスカーナ州最高のスーパートスカーナが誕生したのです。