オー・ボン・クリマ

オー・ボン・クリマ
オー・ボン・クリマのワインは人為的に作り出すのではなく、畑で収穫する際にぶどうの各成分のバランスが整う状態を見極め、自然の力を最大限に引き出して仕立て上げます。 醸造過程においても余計な手は加えず、基本的に補糖や補酸、培養酵母は使わず野生酵母で発酵させる手法をとります。 まさに「素晴らしいワインは畑でつくられる」を実践しています。 ワインはエレガントな風味を持ち、他のカリフォルニア産のワインに多くに見られる極端に強いボディとアルコール度数を持つワインとは大きく異なります。 カリフォルニアの巨星ジム・クレンデネンが携わる2つのワイナリー ・ジム・クレンデネン 1982年設立のワイナリー。「Au Bon Climat」とは、「良いクリマ(テロワール)」という意味で、その頭文字から「ABC」の通称で親しまれています。アンリ・ジャイエ氏に師事した鬼才ジム・クレンデネンの生み出す繊細でエレガントなワインは、当時では珍しいスタイルでしたが、一気に人気・注目を集めるようになりました。ワイナリーを立ち上げて間もない1989年、1990年と2年続けて、ロバート・パーカーより「ベストワイナリー・オブ・ザ・イヤー」に選出されています。三角形のラベルは「オー・ボン・クリマ」の象徴としてあまりにも有名で、世界中にファンを持ち、アメリカで最も有名なワイナリーの1つとなっています。 ・クレンデネン・ファミリー オー・ボン・クリマの大成功で世界的に影響力を持つようになったジム・クレンデネンが、さらなる理想を追い求めて2000年にスタートしたのが、クレンデネン・ファミリーです。ラベルはオー・ボン・クリマのようにひと目で分かるような派手さはありませんが、大切な家族の名前が刻まれており、ジムのクレンデネン・ファミリーに懸ける思いが伝わります。そのワインは主にサンタ・マリア・ヴァレーの自社畑ル・ボン・クリマ・ヴィンヤードから造られ、カリフォルニアの果実味と、ブルゴーニュのスタイルと言える美しい酸とのバランスが絶妙で、ジム・クレンデネンの真髄を味わえる物となっています。