ルーチェ・デッラ・ヴィーテ

ルーチェ・デッラ・ヴィーテ
Luce della Vite ルーチェ・デッラ・ヴィーテ (Tenuta Luce テヌータ・ルーチェ) 「光」を意味するスーパー・トスカーナ「ルーチェ」がリリースされたのは1997年。光は人類よりも先に存在していたぶどうを照らし、私たち人類を照らす希望です。1979年、フランス、ボルドー地方の1級格付けシャトー・ムートン・ロートシルトと組んで「オーパスワン」を世に送り出したカリフォルニアワインの父、ロバート・モンダヴィ。彼が第二弾を造ろうとしたのがイタリアでした。「イタリアで歴史に残る偉大なワインを造りたい」それを叶えた造り手がフィレンツェの名門、フレスコバルディ侯爵家(マルケージ・デ・フレスコバルディ)でした。1300年からワイン造りを始めた歴史があった貴族出身の名門ワイナリーで、館には当時のイギリス国王ヘンリー8世の直筆の注文書も残り、16世紀には英国王室御用達になり、ヨーロッパの各国宮廷にもワインを納入していた記録が残っています。1855年(フランスのメドックの格付け制定年、日本は安政2年)には早くもフランスのボルドー、ブルゴーニュの国際品種を導入し、その後ステンレスタンクやフレンチ・オーク樽もどこよりも早く使用した先駆者的存在です。貴族の伝統だけに頼るのではなく、先見性を持ち合わせているのが強みです。それがフレスコバルディの信頼性や常に憧れのブランドとなっている事に結実しています。「ルーチェ」はそんな2つのワイナリーの信念がボトルの中に結びついたものです。総所有面積4000haの中からモンタルチーノの丘、カステル・ジョコント醸造所で造られています。サンジョヴェーゼとメルローのブレンドにより造られていて、、誕生時に醸造を担当したランベルト・フレスコバルディが現在の当主となり、父の意志を継いでいます。2018年にワイナリー名を「ルーチェ・デッラ・ヴィーテ」から「テヌータ・ルーチェ」に改名しました。テヌータは醸造所の意味で、カステル・ジョコントから独立して独自のワイナリーが出来た事から名称変更されました。