「晩夏のチェリー、ラズベリー、ビルベリーの果実のニュアンスが、2017年のような暑いヴィンテージであっても、オーパスがバランスと彫刻的のようなエレガンスを提供できることを裏付ける、ジューシーなキャラクターを備えた素晴らしいワインです。美しいグリップ、クリーミーなテクスチャーに、驚くほど力強いタンニンをしっかりと感じられます。ワインがグラスの中でだんだんと、花のようなアロマが咲き始めます。素晴らしいオーパスです。マセラシオンは20日間で、10年前の約半分。ネイティブイーストプロジェクトの一環として、54%のネイティブイースト(独自に自社畑から採取、選別した6種類のユニークな“オーパス・ワン酵母”)を使用。5%のメルローと1%のマルベックがブレンドを完成させます。9月5日から10月8日にかけて行われ、その時点ではまだ10%以下の実しか木に付いていなかったようです。3.7pH。」(DC)
「オーパスワンは2017年に火災が発生する前に91%の果実を収穫しており、2つのロットだけが検討対象から外されました。2019年7月に瓶詰めされた2017年のオーパスワンは、カベルネ・ソーヴィニヨン81%、プティ・ヴェルド8.5%、カベルネ・フラン5%、メルロー4.5%、マルベック1%のブレンドです。中位から深みのあるガーネットパープル色で、ゆっくりと香りが広がり、焼いたブラックチェリー、マルベリー、ブラックラズベリー、煮詰めたカシス、ブラックベリーパイの魅力的なノートにスパイスケーキ、イーストエキス、タプナード、リコリス、土壌のニュアンス、野生のセージの香りが漂っていることがわかります。ミディアムボディで、味わいは生き生きとしており、ジューシーなラズベリーとカシスが混ざった果実味を特徴とし、熟した豪華なタンニンに支えられたさわやかなラインが長く優雅なフィニッシュをもたらします。」(RP)